DRAGON GP Round.3 <Winter>は、2019年1月13日(祝)に橿原中央公民館別館の軽運動室にて開催されました。

当日みなさんにできるだけ長く遊んで頂けるようにと考え、前回の「HDFな奴ら(以下HDFY)」同様、前日からの搬入・準備を行ったおかげで、当日受付をスムーズに行えたこともあり、大きなトラブルもなく開場。

またキッズ・ジュニアには入場時にプラボディとお菓子をプレゼントさせて頂きました。参加者さんからの差し入れと遠方からのご支援で配布させて頂くことができました。ありがとうございます。

開会式

ほぼ予定通り開会式を開始!MCのまつもとしんやさんとアシスタントの松下花さんによる開会宣言、当日の説明を行い、集合写真を撮影。
さっそくレーススタートです。

1.ワイルドミニ四駆クラス(キッズ・ジュニア・大人 混走)

Rd.2で好評だったワイルドミニ四駆による障害物コース。普段あまり走らせる機会のないワイルドミニ四駆を思う存分走らせられるコースを設置しました。コースには前回もあった奈良にちなんだセクションを調整のうえ継承し、新たなセクションも追加。
レースは走破距離で競いました。(完走した場合は走破タイム)

今回はコミカルタイプのタイヤを装着したマシンが何台か参加されていましたが、障害物に詰まってしまうシーンが。うまく障害物を抜けることができれば圧倒的な速さを実現できそうなだけに、今後の展開にも目が離せません。

走行中のマシン同士の絡み合いも多く、その場で転倒してしまったり、セクションへの突入角度が悪くなったせいでハマってしまったり、はたまた回れ右でスタート地点に戻ってしまうマシンまで。
なんとまさかの予選・決勝ともに完走ゼロ・・・!

予選は3台ずつ走行し、距離を記録。予選の走破距離上位3名による決勝レースを行いました。

レース後はフリー走行可能にし、小さなお子さんをはじめ、大人の皆さんも楽しそうに何度も何度も走らせていて非常に好評でした!

<リザルト>
優勝:マイ選手
二位:局長選手
三位:Mr.H選手

2.ノーマルモータークラス(キッズ・ジュニア)

ノーマルモーター、プラローラー、パーツ加工不可のレギュレーションに沿ったマシンで競われるノーマルモータークラス。
レースは総勢21名での勝ち上がりトーナメント形式で争われました。

ノーマルモーターとはいえ、素晴らしく速いマシンもちらほら。改造範囲が限定されているためかコースアウトするマシンもあり、レースは白熱! またツインスターサイクロンからの逆転劇が多くあって、見応えのあるレース展開でした。

そして予選を勝ち上がって優勝したのは、そうへい選手!
回を重ねるごとにキッズのノーマルモーターマシンもどんどん速くなっていきます。凄い!

優勝:そうへい選手
二位:なゆた選手
三位:Miki選手

3.ジャンケン大会(キッズ・ジュニア)

キッズ・ジュニアを対象にしたジャンケン大会を開催!全国からDRAGON GPに寄付等でご提供いただいた、さまざまな豪華賞品をめぐって熱いじゃんけんバトルが繰り広げられました!

ちょっと(かなり)レアなパーツなども賞品として用意され、6人の子供たちにパーツやキットをプレゼントしました。

4.親子電池バトンクラス(キッズ・ジュニア+大人)

HDFYで採用した電池バトンリレー。ノーマルモーター、プラローラー、パーツ加工不可のノーマルモータークラスレギュレーションに沿ったマシンを使い、なおかつ親子(もしくは大人+子供の組み合わせ)で電池をバトンにしてレースを行いました。

お子さんがマシンをスタートさせ、3週走行したマシンを回収(親子どちらでも可)、電池を親のマシンに入れ替えて同じレーンに戻してさらに3週の合計6週を早く走り切ったチームの勝ちです。

ARシャーシが有利なため、今回はARシャーシのみにボディ脱着も必要になるような特別ルールを設定。果たしてその効果は。

今回はレンタルマシンを使って当日急遽参加された親子もいらっしゃいました。
ノーマルマシンを使った試みは当日参加も受け入れしやすいのが良いところだと思っています。

<リザルト>
優勝:Rio &龍選手
二位:ソウ&レジ選手
三位:龍飛&龍飛パパ選手

5.プラズマモータークラス(キッズ・ジュニア・大人 混走)

公式大会では使用が禁止されているフラグシップモーター、プラズマダッシュ。間違えて買ってしまったり興味本位で買ってしまった方も多いと思います。今回はそんなプラズマダッシュに日の目を見せてあげようという企画です。

大人・子どもが混走で争われるプラズマモーラークラスは、1位に2回なった方から決勝トーナメント出場権を獲得、先着18名が決勝トーナメントに出場できるルールを採用。

このクラスのみRacingBAR100Rさんからお借りした90度バンクを設置。これにより、ブレーキが強すぎるとバンクを超えられない、しかしバンク直前に置かれた1Pバウンシング(こちらも100Rさんから借用)等コース中の様々なセクションが牙を剥く、難コースと化しました。

レーサーたちを非常に苦しめたこの難コース、なかなか完走ができず、18名が2回勝ち上がりをするのに最終的にはなんと走行回数が8回に達しました。

そしてその難コースを勝ち上がってきた猛者たちの戦いを制したのは・・・。

<リザルト>
優勝:ヒロ選手
二位:masaki:TAKAKA-R選手
三位:しゃち選手

最後に

2018年9月16日の「HDFな奴ら(以下HDFY)」から早4か月、2019.1.13、DRAGON GP Rd.3 <Winter>を無事開催することができました。これも物理的、精神的にご支援頂いている方々のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。

過去2回のDragonGP(以下DGP)開催、そしてHDFYという150人規模の開催を経て、今回のRd.3開催にあたり、大事にしようと思ったのは「DGPらしさ」。超速ガイドに掲載いただいたことや、HDFYの他団体様の知名度などからDGPの知名度も上がってきましたが、あくまでも「親子や初心者が気軽に走らせられる場」というのがDGPの主旨。できるだけ飽きが来ずに一日親子で楽しめる、過ごしやすい環境で、といったところを考えながら開催内容を練っていった結果、試験的な意味も含めて「今回は敢えてオープンクラスを開催しない」という結論に至りました。

このオープンクラスを開催しなかったためなのか、会場予約の関係でニューイヤー岡山の公式大会と同じ日になってしまったためなのかはわかりませんが、想定していた定員よりすこし少なめの、大人32名・キッズ&ジュニア25名の参加者で開催となりました。

HDFY含め過去の開催回では「もっと楽しんで行って欲しい!あれもやりたい!これもやりたい!」と詰め込んでいった結果、かなりタイトな時間設定になっておりました。バタバタしてしまうことも多く、運営陣が走らせる余裕もない、フリー走行時間もあまり多くは取れない、とあまり良いことはなく。このため、根強く開催を希望される声も頂いてはいたものの、今回はあえてオープンクラスとコンデレ開催を見送りました。
結果、走行時間やプラズマクラス予選に時間を使うことができ、狙い通り走行回数はある程度取れたのではないかと考えています。参加人数やレースクラス、レースの回し方など運用面も見直しつつ、より楽しめる、快適に遊べるよう改善していく予定です。

また今回から広報手段に幼児向けお出かけ情報サイトへの登録などを増やしていたためか、当日飛び入りのキッズ参加者が随分増えました。
レンタルマシンで楽しそうに遊んでもらい、またメインコースでの走行も体験できました。運営からの急な提案にも関わらず、メインコース走行を皆さんに快諾頂けたこと、感謝しております。
新たなキッズレーサーや復帰組の親御さんが増えるように、頑張って活動していきたいと思っています。

さて、次回開催ですが、5月ごろに開催できればいいなと思っています。次回もまたよろしくお願いいたします。

DRAGON GP 主催 龍